

作業療法士(Occupational Therapist:OT)は、病気や障害、加齢などにより日常生活が困難になった人に対して、「その人らしい生活」を取り戻す支援をする専門職です。
リハビリテーションの一環として、身体だけでなく心や生活環境にアプローチするのが特徴です。
作業療法士になるための第一歩は、高等学校を卒業することです。普通科はもちろん、総合学科や福祉系の高校からも多くの学生が夢に向かって進学しています。どの学校からでも目指せるので、興味をもった今がスタートのタイミングです。


高校卒業後は、専門学校・短大・大学などの作業療法士養成校へ進学します。授業では、解剖学や心理学、リハビリの基礎知識など、作業療法に必要な幅広い専門知識と技術を学びます。仲間と励まし合いながら学べる充実した学生生活が待っています。


学んだ知識を現場で活かすのが臨床実習です。病院や福祉施設などの現場で、実際の患者さんと関わりながら、作業療法士の仕事を体験します。現場での学びは、知識の理解を深めるとともに、自分の将来像を明確にしてくれます。


養成課程を修了すると、いよいよ国家試験に挑戦します。筆記試験では、作業療法に関する幅広い分野の理解が求められますが、学校での学びと対策指導がしっかりと支えてくれます。合格すれば、いよいよ作業療法士としてのスタートラインに立つことができます。


国家資格を取得した後は、病院、クリニック、福祉施設、訪問リハビリ、教育分野など、さまざまな現場で作業療法士として働きます。患者さん一人ひとりに寄り添い、「その人らしい生活」を支えるやりがいのある仕事です。

「“ありがとう”の一言が、何よりのやりがいです。」現役OT・30代
「座学だけでなく実習が本当に勉強になります!」養成校2年生
作業療法士という道は、簡単ではないかもしれません。
でも、その先には、人の心と暮らしに寄り添うやりがいと感動があります。
あなたの一歩が、誰かの人生を明るくします。